アームストロングの勝利で終わったツールドフランスだが本国アメリカではまだまだその余韻は消えていない。
彼は癌から復帰してプロスポーツの第一線に復帰しただけでなく、なんでそこまでしなあかんのってくらい、しんどいロードレースの世界で前人未到の7連覇を成し遂げた。今やアメリカの象徴的存在でも有るというわけ。有名人はこぞって彼と親しくなりたいと考え、そして彼自身もいろんなトーク番組に出て化学療法の話をしたり、病気と闘う子供にエールを送ったりと、ツール終了後も大忙しのようだ(事前収録かどうかは知らない)。日本のスポーツ選手だと、お笑いに出て裏話喋ってぶっちゃけっていうのがお決まりパターン。こっちでは薬でも使って無い限り笑いにさらわれることはないみたい。まぁお涙頂戴ってのが同じか?
彼の人柄は当然知らないがテレビで見る感じ、顔も悪くは無いし、アメリカ人特有の(?)サービス精神もあり、ヒーローになるために生まれてきたようなもの。名前をもじってリブストロングってのが合言葉、そして手首に黄色いリストバンド。この国では凄いことを、達成するのを期待されつつ、波乱はあってもやってのける人がいるんだなーと実感する。そして、映画を見てても分かるように、次から次にヒーローを求める国民性があるんだろう。
ちなみに、彼の家らしいところも映っていたけど、普通の人では買えそうになさそうな立派なおうちでした。しぇりるくろーともお友達みたい。で、もうすぐ映画になるみたいだし、あーすごいね。