もうすぐ1時。さっきNMRとって来たんだけど、うちの研究室でもちょっとギャルっぽい(死語か?)子で実験してんのか?と思ってた子がオーバーナイトでNMR測定してた。
なんていうか、日本の研究室に一人はいそうな実験し無さそうな奴ってのがうちの研究室には全くいないと感じる。引きこモリなんてもってのほか。何が違うんだろう?*1
研究室なんてのも社会の縮図と同じで一人か数人、モチベーションの高いのがいれば運営は何とかなったりする。教授のワンマンってのとこもある。で、結構な確率(これについては'最近は'、なのかも知れないが)でその雰囲気やテーマについてこれない子ってのが出てきて、そういう時に助けてやろう(余計なお世話かもしれないが)ってのとほっとこうってのに別れる。助け舟を出すことになってもドラマのようにはうまくいかず学校に来なくなったりもする。しかしこの場合、辞めるより休学か有耶無耶に卒業がほとんど。*2
ってのが日本なんだけどこっちでは絶対無いというか、本人が向いてないと思ったら学校辞めて違うことするし、能力が無さそうって教授に思われたら切られる。後、うちにもいるけどDとって弁護士になるって言ってるのもいる。
大体の理解は出来そうなんだけど、その根本にあるものって実は解消するのがすごく難しいものなのかもなぁと思う。
さぁ帰って寝よ。

*1:僕がアメリカの他大学のことを知らないから決して全てに当てはまるわけではない、と思う。

*2:日本でもやっぱ大学によるのかなぁ。よくわかんねーや。とりあえず僕の周りには結構いた。

undergraduateの時の先生が此処に講演に来たので聞きに行った。
やっと何をやってたのかがわかってきた気がする。
で終わった後に話をしに行ったら「お前、此処におったんか、もう1年くらいになるんかな?」って、先生、この春に公聴会もしたしD論渡しにも行ったじゃないっすか。少し拍子抜け。ハグしてやろうと思ったけどそんな暇もなくほかの教授たちに囲まれたのでそれじゃといって帰ってきた。
ホントはスタンフォードで何かがあるらしくこっちはそのついでだったらしい。で、ちゃんと準備してくりゃよかったんだがとおっしゃられてましたが、笑いも取って十分でしたよ。*1

*1:実は日本人、しかも教え子がいるなんて思ってなかったから適当にやったのを誤魔化そうとしたのでは・・・

マウス購入。コードは前のと違って断線しにくそう。コードレスでは無い。でも買うときに「開けたら返品できないわよ」と念を押される。分かってるけど、開けないと使い勝手わかんないじゃんとも思った。

昨日知ったのだが、こちらの大学(全米かどうかは知らない)では90何年以降かは忘れたが卒業生のD.thesisがネットでダウンロードできるらしい。
これは、はっきり言って日本も導入しなければダメだ。凄すぎる。やっぱまだまだ10年くらいは遅れてるな日本。
勿論、どっかにハード(製本)で置いてあるし国会図書館に行けばあるんだからという返事もあるだろうが、そんなの受け付けない、そんなこというやつは死ね。
ということで、D論は全てファイルで事務に提出しサーバーに置くようにしましょう。
何がすごいかって言うと、実験ノートって言うのが実験の一番にあって、実験報告、学会発表、論文と後ろになるにつれいろんなフィルターがかかる。で、D論って言うのはかっこよく書くってのは有るけど、やった本人が5年なり何なりのいろんな思いもこめて書く分、下手な論文よりも読み応えもボリュームも、更には失敗なんかも書いてあることがあってすごく貴重なものなんだけど、手に入れるのは不可能に近い。たまに論文でThesisを引用してあることがあるが実物を見れることはマレ。
というこで日本の大学関係者は早急に対応する努力をしましょう。
めんどくさ何ていってるばやいじゃないなぁと。

メタセシス、キター!!
いやー予想通り。グラブス先生とったなぁ。シュロック先生も取ったなー。
404 Not Found | このページは存在しないか、すでに削除されています - ashinoのニキ☆−18
今の此処での仕事はシュロックの一つ下版を作ってて、そういう意味でもなんか興味深いなぁと。で、そういった錯体にシュロックって名前が付くことになった時期の学生のD論コピーも持ってる。ってまぁ自慢にもならんけど。