で、ネットが広がる前には自分では他の人についてはそんなふうに感じているとは思いもしなかったことだけど、ある程度の年齢になってくると皆、「死」ってのを意識しながら生きていくようになるんだなと、人のブログやなんやらを読んでいて思う。二十歳に入るまで身近に「死」を体験してなかったのもあるのかもな。
自分はどうかって言うと、意外と小心者のせいか、何をするにでも付きまとってると感じる。特に運転中は意識せずにはいられない。そのおかげでこれまで無事故無違反(?)であるのかも。
今でも思い出すと怖いのが、ツールド信州っていう自転車の大会があって、そこで砂利の多い坂を下ってた時にブレーキかけたけどタイヤが砂に取られてガードレールにぶつかってそのまま崖に落ちたこと。
幸い、崖といってもそれほど高さは無かったので少し擦り傷が出来ただけで済んだけど、これがもし断崖絶壁みたいなところだったら、と今でもぞっとする。そのせいか、その年は調子も良くて下りは結構スピード出しても大丈夫だと思ってたんだけど、それ以降は一気に怖くなってインカレも下りで置いてかれた。もしかしたらあれが無かったら、もう少し何とかなってた(といっても完走程度だけど)かもと思わなくは無いが、そういうのが乗り越えられるのが、よく言えば、プロと言われる人たちなんだとも思う。
それ以外にも危ない薬品を使うこともあるからだろうが、実験しててもたまに思うし、これ飲んだら確実にもだえ苦しみ死に至るなとか想像する。そんなことないですか、そうですか。
じゃーその意識が明日に繋がるかって言うとそうでもないので、年取ったなとも思うわけで・・・
10年ほど前は何にそこまで追い込まれてたんだろうかね。