明日帰国する人と、その研究室のやつらと飲む。確実に、普通に英語で会話できてるのを実感。でも、やっぱり初対面の場合は相手の話す癖をつかむのに時間がかかる。
まぁそれはさておき、彼の研究室は教授も若くて最近フルのプロフェッサーになったばかり、将来を嘱望される人物である。そこの研究室の学生は、いい意味でも意欲が高い気がした。話している内容はいろいろだが、さすが有機系というか飲んでる最中も合成の話やどこそこの教授はとか、将来はPDするか就職するかとか。後、やはり彼らもPDする大学や出身大のことをすごく気にしているなぁと感じた。
しかし、こういった話はたいして日本も変わらないんだけど、うちの研究室では大っぴらにはあまり聞かない話で新鮮だった。なんでだろうか?うちの場合は教授も仕事が安定しているし、競争相手がいっぱいいるわけでもなく、一日も早く論文にしてといった類の仕事でないのもあるのかもしれない。
で、しかごに行った先生(あー、バレバレ)の話になったんだけど、仕事はすごい、でも英語はだめ、って話になった*1。日本人特有の、単語で話す話し方がだめらしい。つまり、ディス、リアクション、イズ、・・・という感じ。それ以外にも、スライドを示して何も言わずにネクストプリーズを何度かやったらしい。これはある年齢以上の人たちには結構共通することかも。もちろんそうでない人もいるが。*2
前も書いたことがあるが、英語のプレゼンをする際、確実性を重視すればいいんだけれど一般的に聞き易い英語にしたければ単語単語をしっかり発音するのではなく、文章として話すことが重要になってくる。それと、オーラルのプレゼンの場合は書くのとは違うので、少々話し言葉が混じっても構わないので、いつも使い慣れた単語を使うようにすると失敗は少ない。ここぞとばかりに難しい言葉を使うと、話が飛んでしまった場合は、あー、えー、と言葉に詰まってしまい、オーディエンスを不安にさせることがあるので。

*1:相変わらず日本人学生ばかりとっている。日本スタイルで研究室で学生が寝泊りしてる。ありゃロボットだ、といろいろあるみたいだけど

*2:でもよく考えてみたら、留学期間はかなり長いぞ?僕が聞いたわけではないのでよく分からないな。