早いものでもうこっちに来て一ヶ月が経とうとしている。最初は右も左も分からずにおろおろしたけど、だんだんと慣れてきた。通りの名前とか何処に何があるか、スーパーでの買い物の仕方、銀行口座作ってお金を下ろす、などなど。人間どこに行っても何とか生きていけるものだなーと思った。
そして、この一月で僕の中で一番大きく変わったこと。
世界にはいろんな人間がいるが、なんら変わらないってのがわかったこと。みんな飲み食いし、笑って悲しんで喜んで怒って、シャイなやつもいれば大胆なやつもいる。そう、飲みに行けば気を使ってお酒を注いでくれる人だっているんだ。
ちなみに今の研究室には、アメリカ人、ドイツ人、カナダ人、タイ人、ロシア系ユダヤアメリカン(?)、日本人、中国人などなど。まだまだ分からない人もいるがほんとサラダボールだ。外を歩けばもっといろんな人がいる。
みんな一応の共通言語である英語(うまいやつもいれば下手なのもいるが要はみんなバイリンガルか、それ以上ってこと。)で会話をしてるんだが、結局言葉って言うのはコミュニケーションの一つの手段でしかないわけで、身振りとかメタな部分とかもあわせれば何とかなるもんだ。
日本にいた時は日常に慣れすぎて頭使ってなかった気がする。だから日本を飛び出したことについて、不便な部分も確かにあるんだけど、不便と感じる部分は頭をフルに使わないといけないからそれはいいことかもしれない。
順調に行けば、後1年11ヶ月残ってる。これからも楽しいことをやって行きたいと思ってます。